トランジスタ

エミッタ
emitter

トランジスタの構成要素の一つで,エミッタはエミット emit (放出) するものという意味をもち,トランジスタ機能の主体をなす少数キャリアをベース領域へ注入する作用をになう部分のことをいう。トランジスタの注入効率を高めるために一般にコレクタより小さい面積をもち,降伏電圧も小さい。通常エミッタ-ベース間のp-n接合には順方向バイアスを印加して使用する。